衣川大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」より

平成22年11月23日 ベストグループ道南見聞会衣川晃弘大先生御講話


※前回の御講話の続きから掲載させて頂きます。


その方がされていることは、あなたが自分の壁を破らなければ、どうして前に進めるのですか? 自分の壁を破らずしてどうしてチャレンジが出来るのですか? そのためには、守る心をなくしなさいと言われるけれど、守る心を取るのは大変です。何もなくても守りまくっているのに、財が貯まれば貯まるほど、守るようになるのです。

 自分の家族を守りたい、会社を守りたい。守るという心が、どんどん出て来るのです。そうすると自分を守るために人を傷つけるようになるのです。何となく分かりますか。守るために、私や会社を傷つける人が来ると、そこに向かっていくわけです。

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 自分の壁を破る努力を研修によってさせられまして、そして私は、働いて下さる方に頭を下げて泣いて許してくれと謝ったものですよ、「私は今まで間違っていた」と。そしたら、また会社が大きくなって、心の壁を破ったら皆が近づくわけです。

 私はベストグループの人に過去の話をへっちゃらで言うでしょ? 皆さんは言いにくいでしょ? 私は過去のことは、何でも言います。何を守らないといけませんか? 過去に生きているのではない、未来に向かって生きていますから。過去は全部、私の肥やしですから、過去は良いのです、過ぎ去ったことだから。これが皆さんと私の違いなのです。だから何でも話します。良い経験も悪い経験も、全部肥やしなのです。

 理屈で分かっているなら、「やってみないか」と私は言うのです。そういうことから、自分が間違ったりする時は、「ごめんな」と頭を下げたり、言えるようになってきます。私はこんなところが悪かったから許してと皆の前で泣いて謝りましたら、皆がその分だけ飛び込んでくるわけです。そうしたら、また信頼されるわけです。そしてまた私の能力がアップするわけです。つまり、それだけ器が大きくなったわけです。自分の良くないところを認めるし、器が大きくなる分だけどんどん人が増えていって、気が付いたら、たった四年で数千名になっていたのです。それだけの器になっていたのです。その人の器分だけ、何をやっても全て上手くいくのです。会社においても信頼されるのです。信頼される人間にならないといけないと思うのです。だから自分の悪い所は、今もどんどん改良をするわけです。

 周りの人から、「あの方は変わったな、良い方に変わった」と言われたら成長したと思って欲しい、逆に、悪い方に変わったら、「あの人は、悪くなったな」と言われる。

 そういうところから、私の場合は又高慢になっていったわけです。この繰り返しです。良くなったり、悪くなったり。

 痛い目に遭って変わる人と、全く変わらない人の二通り出てくるのです。大体、今の人を見ていると、痛い目に遭っても変わらない人がいっぱい増えてきています。僅かな方だけがその壁を破ってより成長なさるのだろうと思うのです。私は悪いことが起こると滅茶苦茶燃えるのです。

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 なぜならその時こそ、成長するチャンス、壁を破るチャンスを頂いているのです。そして、立ち直るのに、確か三年間地獄を這いずり回りました。貯めていたものをなくしていきました。十三年の間に貯めさせて頂いたものが、無くなっていくのが、本当に怖かったのです。本当に不安になりました。これは経験者じゃないと分かりません。でもその時に支えてくれたのはやはり、僅かな残された仲間、家族でした。そして、「今のままでは自分がだめになる」というところで、乗り越える努力をしたわけです。

 人間は失敗や苦しみを経験するからこそ、努力するのです。

 でも普通はそれで敗れ去っていく人が多いのだろうと思います。私は、六十六年間人を見てきました。人ばかり見てきました。人と付き合うのが商売なのです。研修会社も作らせてもらって、六万人の教育もさせてもらいました。そして、最終的に「人は変わらないものだな」と分かりました。一時的には変わるけれど、得あるときには変わり、損すると元に戻り、人間と言うのは本当に変わらないものなのだと思いました。

 「一番変わっていなかったのは誰だ!」

 「はい、私でございます」

 本当です。四十八歳で立ち上がらせてもらって、心身共に余裕が出来た時に、「残された人生を何か素晴らしいものに切り替えたい」、こう思うようになったのです。一度しかない人生。私たちがもしもいろいろなことがあって、それを乗り越えられないとしたならば、この小さな心、これが人生をダメにしてきているのです。

 何か善いことをしようとする、何かを乗り越えようとする、或いは、新しいことにチャレンジしようとすると、人間は恐怖心や心配、不安の心が湧き起こります。それは過去の体験によるものです。苦しい体験とか、辛い体験があったのでしょう。しかし、新しいこと、善いことにチャレンジしようとすると、何か経験がないと、恐怖心、心配や不安が湧き起こるのです。これを乗り越えるのが大変な人を沢山見てきました。

 たとえば、「ベストグループ本部に来たら善い」という事を、皆は分かっているのです。でも「ベストグループ本部に来ると何があるのだろうか?」と思う人もいるのです。皆、先輩の話を聞くと悪い話をした人は誰もいないのです。間違いないです。「ベストグループ本部に行って良かった。あれからとても人生が前向きに変わった」と仰るのです。何万人と来られましたから。

 だけれど、行ったことがない所に心配と不安、もの凄く恐れが出て来るのです。だから人生が何も変わらないのです。

 「何をするにしても、善いことはやる」、これが私のいつもの答えなのです。悪いことはしない。「善いことをするのに、何を恐れるのですか」と私は言うのです。だから、今の日本の方々は勇気がなくなったのです。間違いないです。善いことをするのに何を恐れるのですか?

 「いや、何か不安なのです・・・・・・」

 不安から何か生まれますか?

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 あなたの恐怖は、①老いの恐怖、②死の恐怖、③病気の恐怖、④家族を失う恐怖、⑤貧乏の恐怖、⑥批判される恐怖、⑦信用を失う恐怖、⑧友を失う恐怖、⑨その他 恐怖は最も強力なマイナスの要因です。

 そして、過去の痛い経験を何回でも繰り返すのです。間違いないですね。「タバコを吸ったらいけない」と言われた人で、タバコを止められない人をいっぱい知っています。「お酒を飲んだらいけない」という人も悪いと分かっても止められないのです。止めたら何か怖いのでしょうか?何かお酒を止めたら怖いのですか?何にも怖くないです。 タバコを止めたら、何か怖いのですか?健康に善いですよ。周りの人にもとても良いです。喧嘩したら善いですか? 喧嘩をしない人間の方が善いですけれど。善いことをするのに、何を恐れるのですか?

 そして、善いことにチャレンジしないで、過去の繰り返しをしているのが人間かも知れません。心配と不安と恐れは、あなたの幸せを妨害する最大の敵だという教えなのです。私は善いことをするのは、何も怖くないです。むしろ、信用をなくするようなことだけはしたくありません。この体を善いことに使っていますから、私は今幸せです。ありがとうございます。


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