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ベストグループ見聞会御講話集「21世紀を幸せに生きる」

衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第9巻より

2017年(平成29年)1月28日 ベストグループ東北地区見聞会 ③

そうすると、縋ったとたん、人生が瞬時に変わったのです。運に見放されていたのに、また運が良くなってきたのです。

運に見放されている時は、人生は何をやっても悪くなっていくのです。私は父から「運・鈍・根」の中で、一番大事なのは「運」だと教えられました。運がなかったら何をやっても上手くいかないのです。

運命の分かれ道というのがあるのです。その運命の分かれ道とは、「命」の存在を忘れた時に「運」が悪くなるのです。

私は会社が潰れかけた時、命の存在を忘れ、感謝を忘れたのです。だから運命に見放されたのです。人格が悪くなったら人は離れていきます。そして、見えない力が働かなくなるのです。

運命が良くない方は運命に見放されているのです。なぜなら、運命が良くない方は命の存在を忘れたからです。今の方々は仕事が成功しても、体がボロボロの人が多いではないですか。見えない命や見えない方のことを忘れているのです。

私は会社が潰れかけた時、もう精神的に駄目かと思ったのです。その時、見えない方に縋ったとたんに、瞬時に運が良くなったのです。その日から変わったのです。

大成功をする方は見えない存在に手を合わせています。成功していない方は、見えない存在に手を合わせる人と合わせない人がいます。最初は、この世の利を得るために手を合わせても良いけれど、いつまでも続けてはいけないと思います。

「会社が繁栄しますように」、「体が良くなりますように」、「仕事が良くなりますように」と手を合わせることは、最初は良いと思います。しかし、見えない存在はそのためにあるのではないのです。

見えない方とはどのような方を知ろうとする方が、ほとんどいないではないですか。真理とは本当の教えだから、本当の教えを学び出すと、内面から人格が瞬時に穏やかになるのです。

人間は生まれたら死ぬのです。これを忘れてはいけません。人は死に向かって生きているのです。僅かな人生をお金を得るために使っている方が大半です。仕事をする前に人格を磨く大切さを忘れたのではないでしょうか。人の命の尊さを忘れたのではないですか。

人間は何のために生まれたのかをほとんどの方が知っていません。過去、現在、未来の時間を知っているのは人間です。命の存在を知ることができるのは人間です。

人間は三百万年前にできたと言われています。あなたたちは人間として生まれた目的を知っていますか。人間として生まれた目的を知らないから、あなた方はこの世のことで一喜一憂するのです。

命がなければ何の価値もないではありませんか。命が一番尊い存在だと知った方だけが命が見えるのです。生きるためにはお金は必要です。しかし、お金を得ることは人生の目的ではありません。

人は生まれたら死ぬまで、ほとんどの方が苦しんでいるのです。ちょっとしたことで苦しんでいるのです。この物質の世界は必ず増えたり、減ったり、壊れたり、崩れるのです。あなた方が一番苦しんでいることはこの世のことでしょう。

この世の物は全て無くなるように創られているのです。その無くなる物に人生を懸けているから苦しんでいるのです。私は無くなる物に人生を懸けていません。この違いなのです。ありがとうございました。

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