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ベストグループ見聞会御講話集「21世紀を幸せに生きる」

衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第11巻より

2018年(平成30年)12月1日 ベストグループ北陸見聞会 ③

大人になってもその考えは変わりません。日本の平和と世界の平和のために、残された人生を少しは役立てたいのです。それは、人を育てるお手伝いをさせて頂くことです。

私たちは良いことをさせて頂いているのに、何が恥ずかしいのですか。良くないことをしている人のほうが、恥ずべきだと思います。「自分さえ幸せになったら良い」という、自己中心的な人のほうが恥ずかしいと思います。

「少しでも社会や人の役に立ちたい。素晴らしい人間になりたい」という気持ちがあるから、立派な人間に育っていくのではないですか。そのような方が、ベストグループでは今、少しずつ増えてきているのです。

「今のままではいけない。今のままだと日本は駄目になる」と思う人が出てきたのです。しかし、それは年配者だけであってはいけません。若い方がそうあるべきだと思います。なぜなら、日本の未来は若者にかかっているからです。このグループが素晴らしいグループになるかどうかは、あなた方が素晴らしい人間になるかどうかにかかっているのです。

このグループが素晴らしいグループになるかどうかは、あなた方が素晴らしい人間になるかどうかにかかっているのです。

真理とは最高の教えです。私は人間に生まれてきたことを、とても誇りに思っています。人間以上に素晴らしい生物は宇宙にはいないからです。

人間は宇宙で最高の生物です。地球上でも、人間以外の素晴らしい生物はいないと思います。しかし、人間は最高の生物であると同時に、最低な生物でもあるのです。

最高の反対は最低です。では、あなた方は最高と最低のどちらの人生を歩みますか。最高の人生を歩むことを選ぶに決まっています。そのためには、自分が少しは素晴らしい人間になって、少しは人類や社会に貢献できる人間になって、初めて素晴らしい人生になるのではないですか。

今、物質的に豊かだという方は、ベストグループにあまり参加されないかも知れません。体の健康が優れない方、精神的に優れない方、仕事や家庭、この世のことで悩んでいる方がお越しになるかも知れません。それでも良いと思います。

しかし、一時的に良くなっても、永遠に良くなることはあり得ないのです。でも、白い心(浄性)になれば、永遠の幸せは我が内にあるのです。永遠の幸せは我が内にあって、外にあるのではないのです

私は五十九歳の時に急性劇症肝炎になって、医者から死を宣告されましたが、何も揺らがなかったのです。調子が悪いと思ってから一週間もかからないうちに、肝臓の数値が六千四百まで上がったのです。

体は全然動きませんでした。北陸の見聞会・研修を終えて入院しました。医者から「十名のうち八名は意識障害で明日か明後日に亡くなるかも知れない」と言われても、何とも思わなかったのです。

その時は見えない存在を信じていたので、「この体が人類の役に立つならばお使い下さい。この体が人類の役に立たなければ、滅されても結構です」と心の底から言いました。そうすると、六千四百だった数値が、一晩で三千まで下がりました。

数値がまだ三千でも医学的には危険な状態なのですが、それでも全国を歩いて回りました。私はそれほど「人類や社会のお役に立ちたい」と思って生きていたのです。

人類や社会のお役に立たなければ、生きている価値がないと思いました。私にとって、それは人育てです。世界の見本たる人をお育てするお手伝いをして、人生を終えたいと思います。

命につながり、真理が分かり、真理に至る人をお育てする手伝いをさせて頂くことによって、日本が素晴らしい国になるお手伝いをさせて頂きたいのです。これが私の与えられた役目なのです。

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