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ベストグループ見聞会御講話集「21世紀を幸せに生きる」

衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第11巻より

2019年(令和元年)5月11日 ベストグループ関西見聞会 ①

皆様、おはようございます。真理とは何でしょうか。地球には七十億の人々がいますが、ほとんどの方は、真理とは何かを知っていないのです。真理が分かる方は最高の人間です。それほど真理とは凄い内容なのです。

辞書で調べても、「真理とは本当のこと」としか書かれていないのです。では、「本当のこと」とは何でしょうか。それを説明できる方は、この地球上にはほとんどいないのです。

私はインドへ通い続けて二十六年目に入ります。日数にして二千日以上滞在しました。私は四十八歳からインドへ通い続けて、少しは努力してきました。なぜインドへ行き続けたのかというと、自分は何者かを知りたかったからです。

人間は苦しむために生まれたのです。だから「幸せになりたい」と思って、皆、一生懸命に生きているのです。私がインドへ行き始めた当初はまだ会社を経営していました。

会社を経営することよりも、「自分を成長させたい」、「自分は何のために生まれたのかを知りたい」と思い、ずっとインドへ通い続けたのです。
そうすると、だんだんと人間に生まれた目的が分かってきたのです。

人間に生まれた目的が分かってくると、この世のことに興味が少なくなってくるのです。今、生きている目的も分からずに、一生懸命に生きている方がとても多いです。

その結果、自分にとって何か良くないことが起こると「苦しい」、「辛い」と思ったり、少し良いことがあったら「嬉しい」と言ったりしているのです。しかしよく見ると、「苦しい」と言う方がとても多いように思います。

私が中学三年の時には、父はもう働いていませんでした。間借りの小さな六畳の間に、六人が住んでいました。私が中学を卒業するまでに、合計四十回以上の夜逃げを経験したのです。高校の時に初めて卵を食べたくらい、家が貧しかったのです。

運動会の時に、育ての母が初めて巻き寿司を作ってくれて、その中に卵が入っていたのです。初めて卵を食べた時に、「これが卵なのか」と嬉しくて、感動したのです。

社会に出るまで牛乳も飲んだことがなかったのです。それほど家が貧しかったということです。私はとても貧しい家庭で育ちましたが、親にとても感謝しているのです。

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