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ベストグループ見聞会御講話集「21世紀を幸せに生きる」

衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第11巻より

2019年(令和元年)5月19日 ベストグループ北関東見聞会 ③

この白い心の方だけが、命や見えない存在がどのような存在かが分かるのです。赤い心(激性)や黒い心(鈍性)の方は、宇宙の中の物質しか信じていないので、命や見えない存在が分からないのです。

白い心(浄性)は、宇宙の中にはない心です。命というのは宇宙の外の存在なのです。宇宙を飛び越した心(白い心)が出てきた時に、宇宙の中はとても小さな世界だと分かるのです。命は凄い存在ですから、命や見えない存在が少しでも分かるようになると、内面から見えない力が働くようになるのです。

ここに氷山があるとしましょう。西洋心理学や東洋哲学では、顕在能力や潜在能力は氷山にたとえられます。氷山のうち海上に出ている部分は、百のうちたった五未満です。つまり、宇宙の中の力は、百のうち五未満の能力しか出ていないのです。

現在出ている、百のうち五未満の能力を顕在能力と言います。黒い心の人は百のうち二未満の能力しか出ていないので、人生の失敗者と言われるのです。物質社会で成功者と言われる方(赤い心)は、百のうち五未満の能力しか出していないのです。

しかし、成功の反対は失敗ですから、成功しても、黒い心が体を支配した時に、失敗するように創られているのです。ですから、広大なこの宇宙の中で、人間は百のうちたった五未満の能力を出して、成功と失敗を繰り返しているのです。

だから人間は、大変な人生を歩んだり、苦しみの人生を歩んだり、一時的な幸せで喜んだりして、いつも一喜一憂しているのです。これが、この宇宙の中での生き方なのです。

氷山の残りの九十五パーセント以上は、海面の下に隠れているのです。つまり、あなた方の中に、百のうち九十五以上の能力が眠っているのです。これを潜在能力といいます。

白い心の方は、百のうち九十五以上の能力が出るのです。白い心になると、命や見えない存在を信じることができるのです。黒い心や赤い心の人は、見えるものしか信じないので、なかなか見えない存在を信じることができないのです。

宇宙の外は見えない世界です。もしも宇宙の外に心を向けたら、命の存在や偉大なる存在を信じることができるようになるのです。宇宙の外にある壮大な力は、あなたの中に命として眠っているのです。

この命の存在を信じる深さによって、潜在能力が出てくるのです。「社会や人類のお役に立ちたい」という人だけが、凄い人間になることができるのです。「社会や人類のお役に立ちたい」と思わない人は、どんなに努力をしても難しいのです。

ベストグループの目的である、日本が道徳に満ちた国になる事と命を大切にする国になる事により、真理の国になる事を心から願い、遂行させていただくためには、まずはあなた方が命につながり、真理に到ることです。そうすれば、日本は素晴らしい国になるのです。それが、若者たちの未来です。

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